統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

旅行1週間前、スーツケースに荷物を入れ始めました

こんばんは。

 

夏はこんばんはと言うにはまだ明るい時間です。

今日は無事に朝の散歩ができて、心も穏やかでした。コンビニで買った紅茶花伝の果肉入りレモンティーを飲みつつ、午前中から仕事ができました。仕事は、やってみたら全く簡単なのです。それなのに始めるまでは怖く感じてしまうのはどうしてでしょう。恋人に手伝ってもらったおかげもあって、今月の締め切りは守れそうです。

 

13,000円のスーツケースが届きました。少し安っぽさはありますが問題なく使えそうです。他のメーカのものに比べると重いのですが、10年以上前に留学した時のスーツケースよりずっと軽いです。これでキャスターが壊れなければいいお買い物です。でも荷物を適当に放り込んでみたら、思ったよりすかすかで、こんなに大きなスーツケースを買うことはなかったなと反省しました。心配だったので、できるだけ大きいものを買ったのでした。私は元々荷物が少ない人間なのに……。帰りにお土産をたくさん入れて帰れればいいかな。

 

いろいろなことに気を取られていたら、もう出発まで1週間です。不安で行きたくないと思ってしまいますが、怖いからって何もしないで死ぬまでじっとしている方がよっぽど怖いんじゃないかと考えるようにしています。とにかく行くのだから、ポジティブに行きたいものです。こんな機会、ありがたいのだし。実際、空港まで恋人に送ってもらって、あちらの空港では妹が待っていてくれるのですから、ひとりなのは飛行機の中だけです。そう思うと輸送されているだけのような、ちょっと安心です。

 

昔はよくひとりで留学したり、ヨーロッパをうろついたりしていたなと感心します。数年前に仕事でオーストラリアに行った時はおっかなびっくりでした。(その後1ヶ月間入院しました。)病気をしたし、ずっと家にこもっていたので自信がなくなっているのを発見しました。今回は数年前よりは元気だし、自信を取り戻すきっかけになったらいいなと思っています。今怖いのは当たり前で、それでも行くのが小さな一歩なんだと思います。

 

『ハンチバック』を読みました。当事者表象として話題ですが、わからない単語が当たり前のようにたくさん出てきて、私の知らない日常なんだなと感じました。それでもすらすらと読ませてくれる文章で、さすがずっと小説を書いてきた方だと思いました。とにかく読みやすくて、この人の声は広がっていく力を持っていると思います。

 

明日は婦人科です。嫌だけど、旅行の準備だと観念して行ってきます。