統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

受け入れ難い内容の本を読む

こんにちは。

 

今日は日曜日なのでのんびり過ごしています。母親に出かけようと言われたけど、ちゃんと断れました。

母は夏みかんのジャムを作っています。

 

最近自然に昼寝ができます。薬を飲まなくても、ラジオを聞かなくても。

病気になってからたぶんこんなことはなかったんじゃないかな。とても気持ちいいです。

 

また、図書館でたまたま借りた本を読んでいました。

 

 

新渡戸稲造の『修養』を解説した本なんですけど、原典との関係はいまいち分からない。

昔の修養の本と思えば面白かったです。中国や日本や西洋のいろんな人の例が引かれているし。

 

でも、今の自分には合わない内容だったな〜と感じています。

克己とか、最悪を想像することで今の状態はまだましだと考えろとか、なんだかぴんとこない。

自分をどんどん甘やかして、いい状態を想像して、暮らしていきたいなと思います。

昔は克己とか我慢とか大好きだったんですけど、卒業です。

 

 

友達が読んで感動したという本も読み始めました。(これを借りに図書館に行ったのです。)

 

 

 

「人生は困難なもので、当然立ち向かうべき問題を回避しようとすると神経症になる」という出だしで結構躓いていますが、とりあえず読んでみないと。わりと厚い本です。

 

私は問題を回避しようとして病気になったのかな?10年も棒に振って?そもそも何が立ち向かうべき問題だったのか今考えても分からないし。

 

でも今まで教科書とか、親に与えられた「正しい」本しか読んできていないから、こうして受け入れられない内容の本を読むことも新鮮な体験だと感じます。

できるだけ読んでみて、無理だったらやめちゃおう。

何か新しい発見があるかもしれないし。

 

 

昨日の本を読んで、好きなことを言葉にしてみようと思ったら、なかなか難しいことに気づきました。

なぜ文学が好きか。そんなの生まれた時から生活の一部だったし、どこがどう好きかなんて説明できない。

もっと時間をかけて、考えていかないといけないと思いました。

でも少し書いてみただけでも、自分はもっとこうやって言葉と関わりたいんだな、ということが見えてきて、やはり語ることは大事だと感じました。

 

 

今日は久しぶりに散歩ができました。朝はフルーツサラダ、昼はピラフを一膳。実家にいるとなかなか食事を抜くダイエットはやりにくいですね。

 

今日の体重・体脂肪率

60.2kg  34.4%