統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

注射が受けられないのって恐怖症なんだ

こんばんは。

 

久しぶりにブログを数日お休みして、いいリフレッシュになりました。これからも毎日書くかもしれませんし、書かないかもしれません。またよろしくお願いします。

 

土曜日は婦人科に行きました。診察前の先生は「まだ薬を使うほど筋腫は大きくないよ」と言っていたのに、エコーをしたら「MRIを撮りましょう」と言い出して、私はびびりあがりました。なぜ撮るのか教えてくれなくて、聞く余裕もなくて、怖いまま家に帰りました。注射が無理なので造影剤はちゃっかりなしにしてもらって。来月の初旬に行ってきます。もっと早く行けたら心配も短いのですが、いろいろ予定があって来月です。MRIの機械に入るのはちょっと興味があります。

 

病院でげっそり疲れて、日曜日も寝込んでいました。恋人はひとりで神楽坂のコハルアンに行って、風鈴を買ってきました。あまり音の響かないガラスの風鈴で、窓を開けるとチリンと鳴ります。

 

月曜日はひとりになって病気が怖くて、クエチアピンを飲んで寝た1日でした。先日腫瘍マーカーは調べたからがんではないと思うのですが、良性であっても治療が怖いです。と言うか、採血とか注射とかが異常に怖くて、治療できない可能性が高い。自殺未遂で顔を骨折したときも、注射が怖すぎて手術を拒否し、片目が凹んだまま今に至ります。注射をされるくらいなら死を選ぶレベルで注射が苦手なのです。これまでも採血は我慢してきましたが、終わった後もフラッシュバックに悩まされ恐怖は増すばかりでした。

もう死んだほうがましではと思っていたら、恋人が恐怖症は治せるという情報を見つけてくれました。曝露療法で9割治るというデータもあるそうです。注射を怖がるときだけ完全に頭がおかしいから、一度病院で治療してほしいと言われました。私ももし注射が受けられるようになったら人生薔薇色なので、治療することにします。うまくいくかわかりませんが、恐怖に対してできることがあると思うと生きる希望が湧いてきました。

 

筋腫が良性ならゆっくり注射恐怖を治して、それから治療しようと決めて、今は心が落ち着いています。嫌なことを気合いで我慢するのは長続きしませんね。今回恐怖症のことを知れてよかったです。恐怖症の治療もそこそこしんどいだろうけど、注射恐怖は私の人生の大問題なので、もし解決できたら革命です。そのきっかけになるのなら、婦人科の病気もまあしょうがないかと思えます。克服の過程も書いておけば誰かの役に立つかも知れないし、実験と思ってがんばります。

 

そんなこんなで、ブログを書く余裕のない数日でした。また平和な気持ちになれて感謝しています。