こんばんは。
生理二日目、痛みで早朝に目が覚めましたが、薬を飲んで場所を移動して二度寝できました。日中はそんなに痛くない。でもなんとなくもんにゃりしているので、ベッドで本を読んだり眠ったりしています。肌寒くなってきて引っ張り出した掛け布団が心地よいです。生理に耐えられなくなったら手術をしようと言われているので、生理の調子は気になります。できるだけ健康的な生活を送ろうと毎月決心しますが、喉元を過ぎると忘れるんですよね。散歩は続けています。
まだ途中までしか読んでいませんが、阿部幸大さんの『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』という本が素晴らしいです。著者は文学が専門で、アメリカでも活動されているから、私が習った論文の書き方と相性が良くて、こんな本が出てラッキーです。戸田山和久さんの『論文の教室』も実践的でかなりよかったのですが、腑に落ちた感じはしませんでした。阿部さんの本は、そもそも論文とはどんな文章でないといけないか、はっきりわからせてくれます。初めて、何をする必要があるかわかったという気がしました。論文に特化しているので文章が上手くなるとかには役立たなそうですが、もし興味があれば本屋さんで見てみてください。
最近いい本にばかり出会って、ついてるな〜と思います。しかも前より書いてあることが頭でわかるし、心で感じられます。もしかしたら十年以上の間、病気の影響で精神にもやがかかっていたのかもしれません。後遺症は残ると聞きますが、今は世界がクリアになりつつあります(あんまりクリアになるとまた病院行きかも知れませんが)。意味のわからない中でもがいていたのは苦しかったし、この先もそうなんだろうと思っていたけど、頭が働くようになったら抜け出せるものだったようです。この働く頭でこれから活動するのがとても楽しみです。ずいぶん遅いけど、スタートラインに立てたような気分です。想像していたより事態がもっと良くなることってあるんだなあと感心しています。
今日は同居人が在宅なので、夕飯を作ってくれています。私は米を炊いて、枝豆を剥きました。酒徒さんのレシピで、豚ひき肉と枝豆の炒め物になる予定です。