統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

体力がついてるぞ、調子の波に揺られながら

こんばんは。

2時間ぐっすり寝て、ブログを書かなきゃと思いつつ頭が働かなくてチョコレートとミルクティーを摂取しています。

最近は体調不良でもないとこんなに昼寝しなくなりました。

 

そうなんです、最近体力がついてきたなと感じています。

まだ筋肉は落ちたままだから自転車に乗ると脚が痛くなるし、ヨガのポーズもできないけど、1日起きて過ごせるし、散歩もたくさんできます。

あとは本が読めるし、なんか書ける。こういうことも体力を使うんですよ。

休みの日に外出しても、前は30分くらいで帰ろうよ〜と言っていたのに、半日くらい余裕です。

特に何も運動はできていないのに、念願だった体力が戻ってきました。なんでかなあ。

疲れたら調子が悪くなるのは相変わらずですが、疲れにくくなってきたのでそれも減りました。夜に1日の疲れで嫌な気分になっても、寝たら直ります。

調子に乗らず、一層気をつけてこまめに休むようにします。

 

カウンセラーさんと電話の日でした。

調子が良くなってきていることを報告して、書きたいけど書くのが苦しいことをちょっと話すと、深く掘り下げてくれました。子どもの頃の経験とかいろいろ聞かれた。

自分が楽しんで書くことをいちばんにして、怖いことには騙し騙し近づいていくのがいいとアドバイスしてくれました。たしかに、ハウツー本の厳しいアドバイスは、既に楽しく書いている人に、独り善がりにならないように書かれているのだと思いました。私はまず楽しく書けるところからだな。

 

お話ししていて、研究が前より怖くないことに気がつきました。ずっとお化けや怪物のように感じていたけど、気がついたらすごく小さくなっている。なんなら書くことから気を逸らすために研究の本を読んでいたりします。

長いこと、研究は好きで楽しいはずなんだ、喜んでやらないといけないんだと思っていたけど、物を書くという本当にわくわくすることに出会ってみて、こっちだった、研究にはわくわくしなくてもいいんだと思えました。研究も楽しいんですけどね。

毎日の暮らしが確立されてきたことも関係しているようです。研究が私の全てじゃない、外側でちゃんと生活していると思えます。

今度は書くことがオバケにならないようにしたいけど、これは趣味なのできっと大丈夫です。

 

そんな感じで、読んだり書いたりしているのですが、それはとても気力を使うことだから、疲れすぎないようによく休めと言われました。

あと、今は調子が良くて読んだり書いたりできるけど、それは良いことでも悪いことでもないと言われました。調子が良くなるのが良いことじゃないし、調子が悪くなるのが悪いことなわけではないのですって。波を乗りこなして、マイペースで暮らしていくのが大切みたいです。

 

私はすぐ何かが「えらい」かどうか考えてしまうのですが(何か書けてえらい!とか、調子が良いのをキープできてえらい!とか)、そうやってえらいかどうかで判断するのはあんまりえらくないみたいですね。

気負ったりがっかりしたりせずに、柔らかな心で日々過ごしていけたらいいのかな。

毎日に目標を持って、毎日を積み重ねて、と思っていたけど、その日その日の心に従ってしたいことをするのがむしろ良いみたいです。