統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

美容院のタブレットでドラマを観てみました

こんばんは。

 

小糠雨って傘を差しても濡れますよね。出かけてきて全身がしっとりしています。

 

今日は美容院でカットの日でした。今回3回目の美容師さんは、美意識が高すぎるのか言い方がきつくて、できれば会いたくないなあと思いながら行きました。健康診断で厳しいお医者さんから結果を聞く感じかな。腕はいいんですけど、私はあまり美しくない客だもんなと思わされます。

この美容院には各席にタブレットが備え付けてあって、失礼な気もするけどドラマを観ていいか聞きました。そうしたらとても喜んでくれて、ドラマを観ている間にせっせと髪を切ってくれました。この美容師さんはお客さんと話すのが苦手なんだそうです。職人仕事と思ってこの道を選んだら、接客業だと言われて困っていると話してくれました。怖い人かと思ったけど、話し下手なだけだったんですね。私もおもしろいドラマを観ているうちに髪がさっぱりするのはいいかもと思いました。お客さんがお笑いの動画を見ている時だけ、一緒に笑いそうになって困るらしいです。

 

午前中に論文を1本読めました。大体30分くらいで読んで、30分でメモを取って、1時間くらいかかることがわかってきました。今まで15分だけと思って机に向かっていましたが、1日1時間くらいはいけそうな雰囲気です。当面はそれでがんばって、慣れたらまた少しずつ稼働時間を増やしていこうと思います。今日読んだ論文はあんまり何を言いたいのかわからないと言うか、言いたいことがちゃんと言えていないという感じで、こういうのも本に載るんだなと学びました。日本語の論文はあまり読んでこなかったので、どんなのを読んでも自分が書くための勉強になります。

ちょっとできると「もっと」と思いますが、ゆっくりペースを守って前進していきます。

 

もっとわかりたい、もっと上手になりたいと思って研究していますが、果たして自分のやっていることに意味があるのか、疑問に思う時もあります。大抵はやらない理由を探しているんだと思って作業に戻りますが、実際に意味のないことをやっているのかもしれません。みんなも自分のやりたいことをやっているだけなのでしょうか。昔、若い人向けに使命を見つけることの大切さを書いた本を読みました。その本によると、人の役に立つからこれをやる、というのがいちばん強い動機であるらしかったです。自分が楽しいだけでは不十分だと。私はまだ使命は見つけていません。