統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

100%元気なんてないんだよ

こんばんは。

 

昨日は午後に不安に襲われてクエチアピンを飲み、今日はなんだかいろんなことにイライラして、落ち着かない日が続いています。

 

あらゆるものが気に障る、という感じでしたが、ダメ元でいつもの喫茶店に行ってみました。ラッキーなことに、数年前までお店を手伝っておられたマスターのお母さんが遊びにいらしていて、穏やかな様子に癒されました。身体に気をつけてねと言ってくれました。うちの祖母も同い年なのですが、それが信じられないくらいお元気で頭も足腰もしっかりとして、人生を楽しんでおられます。年を重ねると個人差って大きくなるのかなと思います。

その後も珍しく暇な日で、マスターがいろいろと面白い話をしてくれました。なんだか息がつけた気がしました。ありがたいことです。

 

帰り道で、名前入りSuicaを拾いました。駅に届けたのですが、駅構内で拾ったのではないから交番に届けてくださいと言われ、渋々交番に行きました。警察の手続きって随分面倒なんだなとわかりました。お巡りさんが私の家を特定してきて、そこは自分が巡回の担当なんですよ、あなたの顔見たことある気がするな〜とか言われてなんだかちょっと嫌でした。お巡りさんは怖いから苦手です。でもまあこれでSuicaが落とし主の元に返るのか?警察の人もきっと探すのは面倒だろうし、よろしくお願いして帰りました。

 

昨日は母と電話して、「早く100%元気になってね」と言われて嫌でした。何か活動したら具合が悪くなるのは仕方ないし、元気のために全部を我慢して暮らすのは嫌だし。100%元気なんて、この病気にはないんだよ。東京で一人暮らしできているだけですごいと思うと言ってくれるけど、一方では「何か書いているんでしょう?」と探りを入れてくるし。優しくしてくれるのはわかるけどあんまり自分の話はしたくないなと思います。

 

先のことはわからないなと思います。病気がどうなるかわからないので、卒業して働けるかどうかわからないというのが大きいです。バイトくらいならできるかなと思うけど、家族や恋人は私がバイトするのを喜びません。そんな元気があるなら研究しろと言われます。それは私には難しすぎるかもしれないんだけどなあ。自己実現しろというプレッシャーが大きいです。ありがたいことではあります。